需要設備の保全高度化に向けたBACSの役割

摘要

ビルデイングの中央監視制御システムは建築環境デサインを定めるISO規格の中のIS016484(建築制御システム設計)シリーズにてBACS (Building Automation and Control System)として定義されている。ビルにおける電気、ユーテリテイ、照明、空調、給排水衛生、防災などの諸設備を中央監視室、防災センターにてー元的に監視、制御および管理し、設備の消費エネルギーや人の効率的な運用と稼働状況を人的または自動的に常時監視制御する。またトラブル発生時に適切な対応し良好な保全業務を維持している。 BACSはBEMS (Building and Energy Management System)の機能および建築設備機器のライフサイクルマネジメントのための機能をも含めてビルの高度な1CTインフラ設備に今日ではなっている。今日ではICT (Information and Communication Technology)の向上、システムの共通化、標準化の導入によりエンドユーザおよびベンダーのメリットの向上の点からオープン化によるマルチベンダー方式よるシステム構成の動向になっている。