履歴型ダンパーで補強した既存鉄骨造建物の換算Is値（その４ 制振部材で補強した既存鉄骨造体育館の換算Is値）

摘要

その４では、既存鉄骨造体育館の桁行構面を、エネルギー法を満足するように引張ブレース（Slip型），履歴型ダンパー（Normal型）を用いて耐震補強設計を行う。さらにその計算結果を用いて(その１)(その２)で提案した換算I s値を算出し、適用性の確認を行う。エネルギー法の適用方法については(その３)と同様であり、入力エネルギーと保有エネルギーの検討のみを対象とする。