シミュレーションを用いた熱源システムのイニシャルコミッショニングに関する研究（第6報）変数組み合わせ計算法（GMDH）による負荷予測

摘要

本研究では、熱源システムにおける有効なイニシャルコミッショニング手法の整理にむけて、設計段階におけるシステム評価、不具合発生時の影響、制御方法の変更による効果について取り組hできた。イニシャルコミッショニングの最終段階ではいかに運用段階へと検討内容を繋げていくかという点が重要で有り、適切な運用方法の提案もその一環と考えられる。運用段階においては一日の負荷を精度良く予測することができれば、熱源機器等の効率的な運転制御、特に化制御の適用が可能となり、より省エネルギーな運転の実現が期待できる。そこで本報では、変数組み合わせ計算法(GMDH)を用いて負荷予測を行い、その予測精度にっいて確認した結果について述べる。