室内カビ汚染の評価·計画·制御に関する研究 (その2) 建材表面のpHの検討

摘要

カビ（真菌）の成長に必要な要因として酸素·温度·湿度·水分·栄養源·pH等があげられ，一般的なカビのpHの生育可能範囲はpH2.2?9.6といわれている。したがって，カビが生育する建材表面のpHを評価することは，カビが生えにくい內装材を選定する際の一助となると考えられる。