低強度ソィルセメントの圧縮強度特性その1: 粒度分布、湿潤密度との関係

摘要

地盤基礎分野では、セメントスラリと土とを攪拌混合したソィルセメントを材料とする構築物が用いられる。その中でも、1.0N/mm~2以下の低強度の範囲を管理基準としている工法も多い。例えば、流動化処理土、山留め壁、既製杭(プレボーリング工法)の杭周固定部、埋土•盛土材などがある。