保育所における食事から午睡にかけての空間の使われ方に関する考察

摘要

保育所における食事と午睡を中心とした基本的生活行為が、集団として、かつ個別的に支障なく営まれるためは、食事と午睡のスペースをそれぞれに確保すること、そして、互いの行為を妨げないような配置計画とすることが重要である。さらに、子どもの生活環境の質を向上させるためには、食事と午睡を行う部屋を分け、部屋同士の位置関係に配慮した計画とすることが有効である。