Lapistal Arkゴシック様式における「光」を参考とした教会

摘要

キリスト教では、光には神が宿り、光を含むことでステンドグラスはそこに神聖さを宿すと考えられている。中でもゴシック建築ではアーチの掛け方や、フライングバットレス等を用いて建物の外部から力を逃がすなど、構造面で工夫をすることで開口を大きく取ることができるようになった。ステンドグラスを使用する面積を広くすることで、堂内に降り注いだ光で堂内が満たされた空間となった。そのような空間を参考にし、本設計ではゴシック様式における「光」を参考とした教会を計画する。また、現代の工法を用いることで、より大面積のステンドグラスを使用した空間を提案する。