室内換気効率の向上を目的とした逆解析による流入流出面の最適配置

摘要

室内解析における物質拡散場を対象とした逆解析について、乱流エネルギーk、散逸率ε の大小による傾向の違いはあるものの一定の有効性が確認できた。また、原則として位置感度は外周第一格子で算出すれば、逆解析の精度が担保され易い。ただし、流入面でk、ε が大きい場合では、外周第二格子の位置感度を利用することで精度が高くできる可能性がある。