新座市新庁舎エコボイドを有する庁舎施設の予測と実績（その１）シミュレーションデザインによる自然通風計画に向けて

摘要

武蔵野の原野、4.3 ha の壮大な平林寺境内林を借景とする新座市庁舎は、老朽化により建て替えられる新本庁舎、市民スペースとして活用される第二庁舎、年間通じてイベントを行うことができる市民オープンテラスに再編され、新たなまちの賑わいを創出する。「市民活動の受け皿」として、来庁者・来街者が気軽に立ち寄りやすい、連帯と協働によるまちづくりを支える庁舎である。