自立的地域運営に取組む集落における伝承•継承を通したNative度に関する研究: 農山村地域における地域住民•出身者の居住歴から見た意識分析(その2)

摘要

S地区では、H氏(行政)が企画したWSを通し、I氏(学芸員)が地域住民の共有する資源として農村文化を指摘し、主体的な伝承•維承の必要性に気付きを与えている。G地区では、U氏(行政•地域住民)が企画によるWSを通し、W氏(地域づくり組織代表)は、ビジョン策定が地域资源としての棚田活用に有効であることを認識し、後維者の必要性を感じ始めている。