1/3縮小模型を用いたRC床の重量衝撃音評価 その1実大実験と縮小模型実験の比較

摘要

実大実験と模型実験を用いて重量床衝撃音実験を行い、その音圧レベルを比較した。25Hzから200Hzの範囲では比較的良好な相関がみられたが、200Hz以上の範囲では模型の方がより大きな音圧レベルを示した。この範囲での音圧レベルの乖離は、衝撃源の周波数特性の差による影響と推察できる。模型の音圧レベル測定値を実大に近づけるためには、衝撃源の周波数特性をバンダマシン（あるいはインパクトボール）に近づける必要があるといえる。