市区町村における地域住宅計画および住宅マスタープラン等の策定状況: (その3)　その他の住宅マスタープラン関連事項と課題

摘要

①住宅マスタープラン（住マス）を含む、当該市町村が認識している住宅の基本的計画は、6割が既策定または策定中（以下両者をあせて「策定」）、4割が未策定である。策定の8割が住マス（a)で、関連するHOPE計画(b)や地域高齢者住宅計画(c)をあわせると9割がこれに該当するが、小規模自治体などではストック活用計画や再マスを基本的計画と位置づける場合も僅かながらある。以下、(a)(b)(c)をあわせて住マスとして考察する。