偏心柱梁接合部に対する繰り返し載荷実験: その1　実験概要と全体挙動

摘要

偏心柱梁接合部に対する準静的載荷実験を行った.偏心の影響により30%程度剛性が低下し，梁の強度に対するブラケット，梁パネルの強度に関わらず，すべての試験体において梁に局部座屈が生じた.また，詳細な弹性有限要素解析により各試験体の弾性剛性を高い精度で予測できた.