座敷(和室)の住まい方と希望する用途の関係性に関する分析•考察: 座敷とだhらh空間からみた新築分譲住宅の平面構成の変容過程に間する研究 第13報

摘要

1)座敷には依然として来客の応対と宿泊を想定した接客機能を想定している世帯が支配的であるが、客の「宿泊のみ」でよいとする世帯が殊に床の間を必要としない世帯でより多くみられ、その格式性は低下していることを改めて確認した。2)接客の多くがリビングで行われている現狀を考慮すると、接客機能とはいっても、親密性が低くリビングでの応対に抵抗のある客に対する領域区分要求に起因する側面も強いことが指摘できる。