学外演劇教育の使用施設の実態に関する基礎的研究

摘要

本調査の結果をまとめると以下のとおりである。①ワークショップが行われる施設は転用された施設もあり、転用の際に改修・改築の差が見られた。②ワークショップが行われる際、ワークショップも主催団体とワークショップが行われる施設の管理・運営団体が同じか違うかによつて空間利用の差が見られた。③ワークショップによって内容の違いは見られたものの人数と空間のバランスが重要であった。学外演劇教育の場合、主催団体のプログラムと借りられる施設によって差が生じやすい。ワークショップを行う際，人数と体の動き合うスペース、活動に使用される備品の完備が必要である。