アンコールのプリァ・カンとタ•プロム、コンポンスバイの大プリア•カンに付属するダルマサーラについて: カンボジアのアンコール王国時代の王道と橋梁と駅舎に関する総合学術調査

摘要

ダルマサーラには何かーつの形態があるのではないか。ダルマサーラの中でも伽藍に中に作られるダルマサーラについては、この3寺院で少なくともヒントは得られるのでないかと考えた。それについて以下にまとめる。1.伽藍が東西軸で建てられていれば、ダルマサーラも同様にする。2.中央に向かって参道の右側に立てる3.開口部は参道側のみをあけ、反対側はスクリーンとし、参道側は2重の連子をつける。4.壁厚は厚くする。5.屋根を2段階にかける。6.屋根の中間には穴をあける。