自主規範づくりと並行した意欲向上の取り組み: 自主性を促す商店街再生まちづくりの方法論(2)

摘要

ワークショップ内の意見が、憲章や協定などルールとして明文化され，そのルールを実践する行動計画がアイデアとして蓄積され、方法や担い手等が具体化したものから実行されていき、小さくても成果をあげることが、商店街全体で意欲を高めることにつながることがわかった。協定の意義を実践し効果を示すことで意欲向上を促し、さらに憲章で明文化して協定の意義を具体的に理解したことで、行動計画を自主的に立案•具体化していくことが可能となり、協定策定の取り組みにおいてさらなる意欲の向上につながった。