生活単位の個人化に対応した住宅計画に関する研究

摘要

筆者らはこれまでに、生活単位の個人化に対応した住宅計画に関する一連の研究を行ってきた。本稿は、現在のわが国が、少子高齢社会への移行期にあるとともに、ストツク型社会への移行期であることを踏まえ、生活単位の個人化に対応した住宅計画のあり方について、住まい手の意思による空間構造の組み替え可能性という視点から、これまでの研究をとりまとめたものである。