コンクリート系工業化住宅の構造設計法に関する研究: (その14)床板接合部のせh断実験

摘要

3階建て以下を対象としていたコンクリート系工業化住宅の適用範囲を4階建てまで拡大する場合，1階部分が負担する地震力は増大する。これに対応するためには，壁板および床板の強度を向上させるとともに，接合部の耐力を確保することが重要となる。本報では，床板接合部のせh断耐力を確認するために行った実験の結果を報告する。