鋼構造柱—はり溶接接合部の低サイクル疲労破壊に関する研究(その4 はりの長さによる破壊挙動の相違)

摘要

本研究は前報(その1、2)に引き続きはり降伏型の柱—はりき接合部分でスカラップを有する接合部試驗体について、変位制御低サイクル疲労試験を行ない、当該接合部の疲労破壊挙動を調ぺたものである。尚、その1,2との相違点は、はり長を約0.77倍にした点と、高炉鋼を電炉鋼にした点である。