原子力施設の廃止措置により発生する解体コンクリートの再利用法の確立（その1 )スクリュー磨による再生粗骨材と再生コンクリートの基本性能

摘要

東海発電所の解体コンクリートを、スクリュー磨砕装置で3回処理を行えば、JASS 5Nの規定を満足する再生粗骨材の製造が可能である。スクリユー磨砕装置で3回処理を行った再生粗骨材の粒度分布は、原骨材の粒度分布とほぼ同様である。再生コンクリートの調合設計は、通常のコンクリートと同様に水セメント比を基に行うことが可能である。