チャンバー法を用いたVOC気中濃度予測手法に関する研究その2 二重指数関数モデルによる濃度予測手法

摘要

異なる温湿度、換気回数でも、二重指数関数モデルにより、VOC-s放散速度を精度よく予測できることを検証した。今回の試験体では1日目と、6日目か7日目の放散速度測定値から、低濃度域に着目した簡易的な濃度減衰予測モデル式を導出した。今後、異なる試験体の放散量実験を行い、実用的な濃度減衰予測モデル式を導出するために必要な条件を検証する予定である。