シグネチヤの菌検索を考慮したインライン型IDSの開発

摘要

インターネットの普及と共にネットワーク不正侵入やウイルス等の脅威が顕在化するなかで、確実·高速な侵入検知•防御技術が必要とされている。本報告では、先に紹介したCAM(Content-Addressable Memory)による侵入検知の高速化手法におけるCAMフィルタの算出アルゴリズムを紹介する。また、本手法ではフィルタ展開量の抑制が課題であることを示し、效果的な抑制法を検討する。特に、Source Port/Destination Portの指定の有無や文字列照合の有無によってルール集合を分割し、個別に検知することにより、検知を損なうことなくフィルタ展開量を效果的に抑制できることを示す。