高層化する施設と避難安全のバリアフリ一デザィンの現状と課題

摘要

高齢者·障がい者等の自力避難困難者のァクセシビリティは近年大きく改善され、中高層の一般のビルにぉいても、 こうした方々の利用が増えている。また、これとは別に医療施設や福祉·保育施設どが駅周辺の中高層ビル内にも設置される事例も増えつつあり、これらの施設における自力避難困難者や乳幼児などの避難安全の題も無視できない。こうした今日の社会状況を踏まえれば、高齢者.障がい者等の自力避難困難者のァクセシビリティの進展に応じた避難手段の確保は喫緊の課題といえる。本研究集会では、自力避難困難者が用する様々な用途の高層建物における火災等の災害時における避難安全のバリアフリ一をどのように確保すべきか課題を明らかにする。