行動観察調査に基づく入居者の行為と空間滞在分析長野市内の特別養護老人ホーム2 施設を事例として

摘要

現在、我が国は他国に類をみない速度で高齢化が進hでいる。それに伴い、高齢者の生活の在り方が見直されるようになってきた。2001年以降、特別養護老人ホーム(以下、特養)の建設は全室個室?小規模生活単位化が義務付けられ、入居者の生活の質の向上が図られている。そのような小規模生活単位型特養(以下、新型特養)は、各施設様々な運営方針の元に設計されているが、建設後の入居者の生活実態については十分に把握されていない。