住民参加による田園景観の保全に関する研究 その２: 埼玉県鶴ヶ島市高倉集落の散策路づくり事例

摘要

高倉地区では、ふるさと高倉の農村景観を守り育てて いきたいという思いから「高倉ふるさとづくりの会」が 2000 年から発足している。2003 年に住民参加のワ－クシ ョップによる「ふるさとの郷構想素案」が策定された。 本論は、ふるさとの郷構想の「自然がいっぱい行こう?歩 こう?高倉の路」を実現するため、農業交流センターを拠 点とした３つの散策コースの設定及びその整備方法等に ついてワークショップ方式の市民会議による成果である。