住宅用火災警報器の設置状況および股置効果に関するアンケート調查とその分析(その1): アンケート調查の概要と住宅用火災警報器の設置状況

摘要

東京近郊の中核都市において一般の住人に対し、住警器の設置状況に関するアンケート調查を実施した。新築への住警器義務設置施行である平成18年6月以降に建設された住宅では93%と高い設置率であるのに対して、居住者が自ら購入して設置しなければならない既存住宅における設置率は32%であり、今後より一層の住警器設置の広報と普及促進の工夫が必要であろう。また、住警器の取り付けについては支援や指導の必要性が伺われる。