脳卒中片麻痺下肢の機能回復訓練支援システムの開発 (第4報 随意運動巧緻性評価システム)

摘要

脳卒中片麻瘅肢の機能回復促進のためには訓練運動パターンの反復回数を増やすことが効果的である[1]。しかし、医師ゃ理学療法士による徒手的訓練では人的•時間的な制約のため、十分な訓練量を確保することが難しい。そこで、機能回復運動パターンの反復回数の増加を容易にし、かつ定量的な訓練データを患者に提示することにより効果的な運動療法を可能にする機能回復訓練支援システムの開発は重要である。