内視鏡外科用器具のための力可視化メカニズムの開発

摘要

内視鏡手術器具で用いることを考慮し，電気的な要素を一切用いることなく，モアレ縞を応用することにより，力に応じた縞や文字を提示する方法を提案した．また，安価な印刷技術でも高倍率かつ明瞭なモアレ縞を構成する縞のパターンを提案した．10 mm鉗子へ実装した例を示し，実験により把持力に応じた文字が表示できることを確認した．またin-vivo実験にて，内視鏡映像においても本力可視化メカニズムの表示を目視できることを確認した．