SDNにおける許容遅延満足フロー集約によるフロー数削減効果

摘要

SDN においてデータパケット転送を行うSDN スイッチでは，転送ルールの容量と更新性能の制約[1] から，アプリケーションフロー単位での管理が困難である．これに対し，フロー集約によるフロー数削減が検討されてはいるが，近年増加している，M2M 通信等の許容遅延に制約のあるフローを対象とした，許容遅延を考慮した集約法は検討されていない．また，ルール更新性能の観点から，フロー数は最小化すべきである．