2種類のィンバータ励磁下におけるIPMSMのコア損特性の一検討

摘要

The previous studies reported the semiconductor characteristics influence iron loss properties of magnetic materials used in motors. In this study, an IPMSM made of non-oriented electrical steel sneet is excited by Si-IGBT inverter and GaN-FET inverter. The core loss properties of the inverters are measured and compared with each other. The comparison presents respective characteristics of the two semiconductors produces different core loss in the IPMSM.%近年，電気モータを使用した様々なアプリケーションの需要が拡大している。また，消費電力の大部分をモータが占めている。したがって，モータ駆動システムの高効率化が課題となる。モータ駆動システムの損失は，モータ損失（鉄損，銅損，機械損)およびインバータ損失（スイッチング損失，導通損失)がある。インバータ損失の低減方法として，従来の半導体材料であるSi(Silicon)を使用した電力用半導体素子のかわりに，高速スイッチング特性や低オン抵抗，高耐圧，高温動作が可能といった利点を持つGaN (Gallium Nitride)を使用した素子を適用することが挙げられており，実際にインバータ損失が低減された結果が報告されている。