カンポン住居の変容（1984-2016）に関する考察:カンポン・ドノレジョ地区

摘要

インドネシアにおいて，カンポンとはムラを意味し，特に都市の中の居住地のことを示している※1 布野修司により，カンポン研究の原点となった，スラバヤのカンポン調査が1984 年，2006 年と行われた。特に，3 つのカンポン，サワハン，サワプロ，ドノレジョについて，研究がなされてきたが，今回全く同じフォーマットに基づいて調査を行う機会を得た。