建築設計事務所における空間の形態 アトリエ系建築設計事務所におけるワークスタイル(1)

摘要

本編では各事務所の空間に着目し、横断的な比較を行うことで、建物の構造や家具の配置により空間の区切られた方法が明確になった。本研究扱った10 事例の所有形態は賃貸であり、そのうち、半分以上は賃貸ビルの中に一つの部屋を借りる方法である。また、家具や壁の区切る作用により空間を分けることをよく見られた。すなわち、建築設計事務所における、様々な設計行為に応じて、空間のゾーニング化されることが必要になる。