和歌山市中心部における水辺空間の保全・活用を通じたまちなか再生の可能性 : 公民学連携による地方都市の駅前市街地再生に関する研究 その8

摘要

近年の和歌山市中心部においては、民間団体や筆者らの大学研究室による活動、市民ニーズの高まりが行政を後押ししつつ、水辺再生に向けた動きが連鎖的に展開している。これらの取り組みを、水質や景観、公共空間整備などの環境改善と一体となって進める上で、県・市の役割は重要であり、公民学連携のためのプラットフォームを構築しながら、水辺空間を手がかりとした統合的なまちづくりを進めることが、今後の課題と言える。