スタッフステーションと病室での活動の違いによるPMV の分布 大規模病院を対象とした看護師の知的生産性に関する研究 (その2)

摘要

1) 本調査対象の範囲では、看護師の活動は移動や準備・片付け、看護行為が中心で、活動量が2.5met 以上の活動が多かった。2) クラスター分析により、1 日の活動量分布から、3 グループに分類された。高活動グループほど被験者の勤続年数が高い傾向がみられた。3) 室温別PMV については、病室はS.S.より快適範囲の割合が低くなった。主たる利用者である患者は活動量が低いので快適範囲にあるが、看護師は快適性が低い可能性がある。