気象観測地点の観測環境調査に基づき降水量の捕捉損失を考慮した雪荷重評価に関する基礎的研究 (その２)雪荷重の評価について

摘要

精度を高く雪荷重を評価する目的で捕捉率の設定等に関わる調査を基に、荷重指針1)と本調査結果における捕捉率の設定条件の相違を明らかにし、観測地点である熊谷、さいたまを例に、地上積雪重量と積雪深を比較し、極値統計解析を行った。また、9 地点の地上積雪重量も比較した。捕捉率の設定条件が地上積雪重量と積雪深に影響することを示した。