環境モデルビルにおける省CO_2 技術と環境性能評価その5 省CO_2 促進インターフェースの構築

摘要

エネルギーの消費実態を一目で把握ができるBEMS により、削減対象の選定・対策案を短時間で行うことができた。事業主、ビル管理者にも理解し易い帳票を活用することで、対策案の提示から実施結果の報告がスムーズに行える。テナント執務者に対しては、親しみやすい画面で省エネルギー制御の活用による効果をBEMS から把握でき、本サービスシステムを介してその効果の啓蒙活動を行うことができた。BEMS とサービスシステムのシームレスな連携が取れ、エネルギー削減の貢献が行える。今後は、リアルタイム性を盛り込んだBEMS を開発し、設備監視装置との親和性を深め、自動で省エネできるシステムを開発に取り組む予定である。