建築設計計画過程における『建築プログラミング』実務の事例整理:設計の方法とシステムに関する『建築プログラム』概念の整理と計画設計への適用研究４

摘要

本稿で概念部分につき発表した『プログラミング』という実務は、未だ社会的に定着したものとは言えない。しかしながら、従来の構想－企画－計画（基本－実施or詳細）－設計（基本－実施）といった業務の流れが、多様な人手不足や資材不足、異業種参入等々、様々な要因で変形しつつあり、大きめの公共的建築環境形成ではデザインビルドがほとhどとなりつつある中、設計側も変わらざるを得ないと言えよう。