筋かい耐力壁に面材を併用した場合の複合効果その3. 1P の圧縮力を受ける片筋かいの場合

摘要

(1) 筋かい耐力壁に面材を併用する場合、面材が筋かいの座屈を拘束することで、筋かいの負担荷重が増加し、設計用壁倍率を満たす。(2) 筋かい耐力壁に面材を併用する場合、耐力壁の変形が大きくなると、筋かいが面材を押し剥がすことにより、面材の負担荷重の低下を招く場合がある。