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【2h】

カスタムプロセッサ構築用FPGAプラットフォームの開発と評価

机译:用于定制处理器构建的FPGA平台的开发和评估

摘要

プロセッサの性能向上は今なお求められており,更なる処理性能向上にはプロセッサアーキテクチャの改善が必要である.プロセッサアーキテクチャの研究ではアイディアの検証はソフトウェアシミュレーションによって行われることが多い.しかしながら,回路規模の増大や処理の複雑化によって評価にかかる時間が増大するという問題が顕在化している.そこで注目すべき解決策が,Field Programmable Gate Array(FPGA) を用いたエミュレーション方法である.FPGA はハードウェアチップを設計するより,簡単に所望の回路を実現することができ,かつハードウェアの動作をソフトウェアよりも高速に模倣させることができる.また,何度でも内容を変更・修正できるため,動作確認のテストを容易に行うことができる.このためFPGA を用いたアーキテクチャ研究の高速化は有用な手段の一つと考えられる.そこで本論文ではARMのISA をベースとするカスタムプロセッサ構築用FPGAプラットフォームを独自に実現することを最終的な目的として,プロセッサを独自に実装し,動作検証と評価を行う.本稿ではカスタムプロセッサ構築用FPGA プラットフォームの実現を最終的な目的としてFPGAプラットフォームの実装と評価を行った.第一に,設計したプロセッサが想定通りに実装できていることを検証した.第二に,様々なプログラムに対してプロセッサが動作可能であることを確認した.第三に,シリアル通信でプロセッサのメモリにアクセスする機構を追加実装した.第四に,PCIe 通信でプロセッサの性能評価指数を出力する機構を追加実装した.最後に,シミュレータとFPGAで,プロセッサの検証にかかる実行時間を比較した.これらの検証結果からFPGA による拡張性,高速動作性を確認し,カスタムプロセッサ構築用FPGAプラットフォームとして有用であることを確認した.加えて今後の研究の方向性として提案システムの改善点をまとめた.
机译:仍然需要改善处理器性能,并且要进一步提高处理性能就需要改善处理器体系结构。在处理器体系结构研究中,想法的验证通常通过软件仿真来执行。然而,由于电路规模的增加和处理的复杂性而导致评估时间增加的问题已经变得明显。因此,应注意的解决方案是使用现场可编程门阵列(FPGA)的仿真方法。 FPGA可以轻松实现所需电路,而无需设计硬件芯片,并且可以比软件更快地模拟硬件操作。此外,由于内容可以根据需要进行多次更改和修改,因此可以轻松执行操作确认测试。因此,使用FPGA加速架构研究被认为是一种有用的方法。因此,在本文中,该处理器是独立实现的,并对其操作进行了验证和评估,其最终目的是独立实现一个基于ARM ISA构建自定义处理器的FPGA平台。在本文中,我们实现并评估了FPGA平台,并最终实现了该平台。首先,我们验证了设计的处理器是否按预期实现。其次,我们确认处理器可以运行各种程序。第三,增加了通过串行通信访问处理器内存的机制。第四,我们增加了一种在PCIe通信中输出处理器性能评估指标的机制。最后,我们比较了模拟器和FPGA之间处理器验证所需的执行时间。从这些验证结果中,我们确认了FPGA的可扩展性和高速可操作性,并确认它可用作构建定制处理器的FPGA平台。此外,提出的系统的改进点被总结为未来研究的方向。

著录项

  • 作者

    佐藤 遼;

  • 作者单位
  • 年度 2016
  • 总页数
  • 原文格式 PDF
  • 正文语种 ja
  • 中图分类

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