レタスの生育モデルに基づく出荷予測アプリケーション

摘要

本アプリについては現在、国内複数のレタス産地で実証研究を進めている。レタスの品種、栽培地域、作型が多岐にわたるため、簡易かつロバストな生育モデルとして品種統一の葉齢増加モデルを開発した。各地での栽培試験データにより妥当性を確認しているが、冬期のトンネル栽培では昼間に高温となるため葉齢増加速度がモデルに適合しない場合があり、引き続き検証とモデルの修正が必要である。なお、本報告の一部は農林水産省「攻めの農林水産業の実現に向けた革新的技術緊急展開事業（レタス·キャベツ安定供給技術開発）」の研究成果に基づく。