マイコン·ボードobnizをIoTシステムに応用してみました.obnizの特徴は.Wi-Fi経由の双方向通信が可能でディジタル端子に電流を多めに流せる点です.obnizで温度を測定し(MCP97011,測定した温度をクラウド·サービスThingSpeakにアップロードすることにより,遠隔地でも容易に測定値を碇認することができます.さらに.温度が設定値を超えたときに,メッセージ·アプリSlackでユーザに通知するシステムを試作しました.近年,IoT(Internet of Things)と呼ばれる,さまざまなモノをインターネットに接続する技術が盛んに応用されています.センサ技術や通信技術の発展により,IoTの対象となっているものは身の回りに広がっており,パソコンやスマートフォンといった通信端末だけでなく,工場における状態監視センサや医療現場におけるウェアラブル·センサなど,さまざまな場所で活躍するようになりました.今回の試作したシステムは,スマートフォンからマイコンを制御してセンサの測定とSlackでユーザに通知ができることです.これまでスマートフォンからマイコンを制御することは,比較的手間のかかるものでした.しかし,obniz Boardはそれを容易に実現できるマイコン·ボードです.
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