5Sで職場快適 第3回 5Sの本質を知ろう

摘要

前回は、考えられている以上に5Sが幅広く·深く業務に効果を及ぼすことを述べました。せっかくの活動が、職場の美化活動や、目の前の狭い範囲の生産性向上や品質向上のためだけで終わらないよう、もう少し5Sの本質と特徴を見ていこうと田心います。まず最初は、5Sはマネジメントだと考え、仕事を固有技術とマネジメントに分けてみます。企業のよって立つところは固有技術です。固有技術をもって起業し、品質管理技術や生産技術などさまざまな管理技術をもってさらに継続されていきます。しかし、素晴らしい固有技術を有していながら社会から退場していったり、経営に苦しんでいたりする企業も少なからずあります。