建設機械業界では,ICT(Information and Communication Technology)を活用した機械稼働情報提供サービスを逐次開始している.これは顧客の関心が機械の性能向上よりも,ライフサイクルコストの低減と稼働率の向上に移行しているためである.日立建機でもICTを活用した次世代サービスソリューションである“ConSite”を2013年より提供を開始した.図1にその概略を示す.機械に搭載されたセンサ情報をIoT等を利用して様々な情報にして顧客と代理店に送信するシステムである.特に重作業を行う機械や多数の機械を保有する大手の顧客は,燃料や油脂に対する関心が高い.
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