新東名高速道路（御殿場JCT～浜松いなさJCT）6車線化工事完成の効果: 物流機能のさらなる強化を: 物流機能のさらなる強化を

摘要

高速道路は、基本的に往復4車線（片側2車線）で整備されている。通常の速度で走る車は左側の車線を走行し、それよりも速く走る車は右側の車線に出て追越をする、というのが基本的な交通ルールであり、高速道路もそれを前提に建設されている。これにより、片側1車線の道路よりも2車線の道路は、交通容量が飛躍的に増大する。車線数が2倍になったから交通量が2倍に増やせる、というのではなく、2倍以上の交通に耐えられるのだ。これは、鉄道の線路が単線から複線になると、走行できる列車の本数が単に倍になるのではなく、もっと多く増やせる、というのと同じ効果だ。