ハイブリッドサイクルを用いた海洋温度差発鼋の開発

摘要

地球表面の70は海で覆われている．海洋表面は太陽からの熱を吸収する，北極·南極で冷却された海水は海底に潜る．水深200m以深では，太陽光が届かず，深さ方向の温度勾配が大きくなり，水深約600～1,000mで水温は4～10℃となる．海洋の温度差エネルギーは，この海の表層と深層の温度差として蓄えられており，この温度が異なる海水を熱源および冷却源として発電するシステムが海洋温度差発電（Ocean Thermal Energy Conversion: OTEC）である．