キッチンウェアーのファッション化は、アルミ笛吹きケトルから始まった？

摘要

クックベッセル（以下当社）が国内向けとして、蓋のないアルミ製染色カラー笛吹さケトルを国内向けに日本で初めて商品化したのが1969年（S44年）であり、同年Gマーク（当時の通産省の管轄）の認証を受けこれをさっかけに多くのキッチンウェアー（以下器物）メーカーが、商品価値の強化にはデザインが重要である事に着目する様になった。1961年（S36年）の輸出向け“円盤型笛吹きケトル”が当社の笛吹さケトル一号機であるが、この間発から高度成長期を経て所謂バブル期、そしてアルマイト器物の衰退期まで、笛吹きケトル専門メーカーとして半世紀のこだわりの歴史を振り返リアルミ器物の将来像を考える。