EXCITING COMPONENTS：ラックスマン/LUXMAN CM 6000

摘要

ラックスマンの車載用アンプ、CMシリーズが誕生して以来、早くも3年近くの歳月が経った。 その間、わが国の上級カーオーディオは、同ブランドによって大きな刺激を受け活性化するとともに、それまで海外勢に押され通しだった高級パワーアンプ分野において、国産機も同格で選べるようになったことで、日本のカーオーディオファイルに自信を与えてくれた。 ラックスマンパワーアンプの功績は有形、無形にはかりしれないものがあるそのラックスマンのパワーアンプに新型が加わるという。 このタイミンクが早いのか遅いのか、個人的にはよくわからない。 現状の音でもまだ充分に通用する実力を備えていると思う半面、さらなる高みを極めたサウンドが実現できるなら、ぜひとも聴いてみたいと思うからである。 ここで、個人的な感想を述べさせていただけるなら、CMシリーズの上級機すなわちCM2100とCM4050の両機（新機種登場後もいましばらくは継続販売される）は、音の違いはあるにせよ、それぞれの音に込められた設計者の音と音楽に対する想いの大きさが、多くのユーザーの共感を得たからこそ上級ジャンレにおいて高いシェアを獲得、リファレンス的な地位を確立できたのだと思う。 しかし、時の流れは押しとどめることはできない。初代CMアンプも時代に対応して変わろうとしている。