クロム塩事業を譲渡日本電工が日本化学へ

摘要

日本化学工業と日本電工は、このほど日本電工のクロム塩事業（副生芒硝含む）を日本化学工業が譲り受けることで合意した。我が国におけるクロム塩産業ほ、長期的な需要減退が続く一方で、グローバル化した市場における海外との競争も厳しさを増している。この傾向は今後も一層顕著となることが予想されることから、両社ではこの産業の国際競争力を高め、安定供給を継続するため事業譲渡による集約が最善と結論し、今回基本合意したもの。譲渡事業の規模は約29億円（平成22年1月から平成22年12月の売上高）。