「選択と集中によって、タイルの新しいステージを開く」--新たなタイルの需要創造とタイル文化の創出に向けて

摘要

TOTOは1982年に住設機器からタイル業界に参入、タイル事業をスタートさせました。 「空間コーディネイト」をキーワードに、住設機器とタイル·建材をセットにしたお客様への空間提案を展開し、タイル事業を推進してきたわけです。 この「空間提案」「空間コーディネイト」の考え方は、今ますます重要な意味をもってきていると感じています。 その後、タイルの需要はかなり厳しい時代を迎え、輸入品や他建材との価格競争に太刀打ちできない、「あったらいいな」という建材に代わってしまった。 そこでタイルを「なければならない」必須の建材にしようと1998年にハイドロテクトという光触妹の技術を使った新しいタイルを開発し、汚れにくい、汚れても雨水で落ちやすい、メンテナンスフリーの高い機能をもった、時代のニーズに応えた商品開発を行なってきました。